しらみの種類について

しらみは頭髪に寄生するアタマジラミ(頭虱)、陰毛部に寄生するケジラミ(毛虱)、
肌着に潜んでいるコロモジラミ(衣虱)の3種類があります。
この中で、一番目にすることが多いのが、頭髪に寄生するアタマジラミです。
2、3ミリくらいのでうすーい茶色の虫です。
発生は幼稚園から小学生ほどの小さなお子さん、特に女の子に多いのが特徴です。
しらみの幼虫
しらみの卵は1週間から10日で孵化します。
しらみは、いきなり成虫として生まれてくるのではなく、最初は幼虫です。
成虫と幼虫は、カブトムシのようにまったく姿が異なる虫もいますが、
しらみの幼虫と成虫の形はほとんど変わらず、見分けがつきにくいです。
また、しらみは幼虫でも成虫でも吸血します。
卵からかえった時から、血を吸い始めるのです。
幼虫と成虫の違いは、卵を産むか産まないかくらいと言って良いでしょう。
幼虫は蛹にはならずに約3週間で3回脱皮して成虫となります。
しらみの卵から成虫になるまでの期間は約1ヶ月です。
成虫の寿命は約1〜1.5ヶ月ぐらいといわれています。

子供のサインに注意☆

ふだんから、お子さんの様子には注意してあげてください。
子供がどうも最近よく頭をかく。遊んでいても頭をかく。テレビを見ていても頭をかく。
おっかしいなぁ、シャンプーは毎日、お風呂でしてあげているのに?
なにか頭をかくのがクセになっているのかしら……?
こんなことになったら、すぐに頭を診てあげることは大事です。
それは、しらみに感染されてしまった可能性があるからです。
しらみの症状には個人差があります。
人によっては、がまんできないかゆみでないことから、
本人は、それほどたいしたことと思わず、ことさら騒がない場合もあるのです。
しらみは人に感染しますので、知らずに他の家族にうつしてしまったり、
学校などでの集団感染を招いたりします。
早期発見、早期駆除のためには常に子供のサインには敏感になることが必要です。

実は私の娘の学校でも・・・。

つい数ヶ月前の12月の出来事でした。
学校の方から頭しらみが発生していて該当者に当たるので病院にいってくださいとの
連絡用のプリントが回ってきました。
そのプリントをもらった瞬間、え??いまどき、この時代にしらみなんて聞いたことがない!!!
なんて失礼なの?そもそも保健室の先生は、しらみってもの自体を見たことがあるのか!!なんて
怒り奮闘でした。ですが、納得できない、白黒はっきりしてやる!!なんて
鼻息荒く病院に行きました。
病院には同じように通知が来ている児童が数名いましたが
私の子供は絶対に、しらみなんて無縁と思って診察を受けました。
・・・が、結局、しらみの卵がいたようで・・・ショックでした。
駆除方法はスリミンパウダーを勧められましたが、そこまで行き着かず
スリミンパウダーに付属してあったクシだけで対応できました。
卵を駆除することが一番なんですが一週間くらいでなくなりました。
うちの子供は全く自覚症状が無かったのですが感染はホントに避けたいものです。
感染は避けたいので日ごろ、子供さんをしっかり見てあげてくださいね♪

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